2023/03/16投稿
新コーナー「なに?なんで?」
皆さんはじめまして、ゆるスポーツYOUTH代表の中尾公洋です! ゆるスポーツYOUTHの記事を定期的にお読みいただいている方、もしかしたら「あれ?ゆるスポーツYOUTHの代表は関口さんじゃないの!?」と思われたのではないでしょうか!実は、ゆるスポーツYOUTHでは共同代表制を取り入れており、外部との連携など外向けの活動を担当する関口、チーム運営など内向けの活動を担当する中尾、でおおまかに分かれているのです。 さて今回の記事では、チーム運営をメインで担当する私が、実際に取り組んだことについて、1つご紹介させていただきたいと思います。 突然ですが皆さん、「優しいってなに?」「なんで挨拶するの?」など、「なに?」や「なんで?」といった素朴な疑問を抱いたことはないでしょうか。そういった疑問の数々と、本気で向き合うコーナーが「なに?なんで?」です。ゆるスポーツYOUTHでは、このコーナーを定例会議の冒頭に行い、毎回の準備運動として位置付けています。 次に「なに?なんで?」の流れや内容について説明いたします。「なに?なんで?」は哲学対話と呼ばれる対話手法を参考にしたもので、 1.発表 2.決定 3.話し合い 4.振り返り の4部構成からなります。 〈1.発表〉 日々暮らす中で感じた疑問を共有します。例えば「幸せってなに?」「なんで人は怒るの?」などです。 〈2.決定〉 各々が持ち寄った疑問の中から1つテーマを選択します。 〈3.話し合い〉 総意により決定した議題について、哲学対話の8つのルールに基づき議論を交わします。 〈4.振り返り〉 話し合いをした結果の言語化を中心に行い、時間内に出すことが出来なかった意見も、後日アンケートソフトを用いて集めます。 続いて「なに?なんで?」を取り入れた理由と、実践したことによる気付きを記していきます。 理由としては、第一に“考える時間”をより多く設けたかったということが挙げられます。第二に「意見が違うことが面白い、違うことが楽しい」を感じてもらうことにあります。第二の理由はまさに、私たちのモットーであるEnjoy Differenceに通じるものです。 そして、実践したことによる気付きは、「話しやすさの変化」と「ゆるスポーツとの類似点」の2つです。あくまで個人の主観に基づくものになりますが、コーナー後は発言しやすい雰囲気があります。これは参考にした哲学対話の持つ、同調圧力や忖度のない話し合いの場、を体感したことによるものだと思います。 二番目のゆるスポーツとの類似点は、誰もが輝ける可能性を秘めている、という部分です。また、ゆるスポーツを作成する際、自由度が高いがゆえに「答えの無い何か」と向き合うことがあります。その「答えの無い何か」と向き合う思考の過程が類似しているとの発見もありました。 今回の記事では、ゆるスポーツYOUTHで新たに取り入れたコーナー「なに?なんで?」の内容や導入理由、実践してみての気付きについて綴りました。 「なに?なんで?」に特別な道具は必要ありません。ぜひ皆さんも身近な人とやってみてください!今回の記事を最後までお読みいただきありがとうございました。 私たちと一緒に活動してくださる有志ある学生の皆様、いつでもお待ちしております。 ※まだまだ新メンバー募集中です! 気になる方は下記メールアドレス、または公式Twitter、公式Instagramにお声かけください! ライター : 中尾公洋